こんにちはアカミミガメのヨモギです！
今日はアカミミガメにおすすめのエサをご紹介します。
カメのエサについて割と勘違いしている人が多いので、亀がお腹を壊したりしないように少し読んでカメのエサについて気を付けてみてくださいね。
ヨモギ（アカミミガメ）がエサを食べる様子の動画
アカミミガメは雑食性だけど
アカミミガメは基本的に雑食性でなんでも食べると言われています。
ですので勘違いをしてカメに与えるべきでないエサも与えている人がおられるようですが、与えるエサによってはカメが食べたとしても体調を壊したり病気になったり、といった可能性があるので、与えるべきではないエサについては十分気を付けてほしいところです。
アカミミガメは幼体の頃は肉食性で大きくなると草食になると言われていますが、ヨモギの場合、推定年齢３歳と思ってましたが、実は６歳くらいということが判明しました！
その間、ずっと市販のカメのエサとたまに「カメのおやつ」という小さな干しエビを食べるくらいで他のエサをあげたことがありません。
それで食事に飽きたこともないですし、体調がおかしくなったことはなく毎日不元気ですので、基本的には市販で１０００円～２０００円程度で購入できる亀専用のエサだけで十分なのだと思います。
カメに食べさせてはいけない物
カメのエサは市販のカメ専用のエサが一番栄養も考えられていてよいことはわかってもどうしても人間の感覚からすると
「飽きるんじゃない？」「かわいそうかも」という想いが込み上げてきて他のエサも与えたくなるのが心情です。
カメは雑食性なのでなんでも食べるとはいえ、「これは食べさせちゃダメ」というエサがあるので、それだけは与えないように気を付けてくださいね。
１．塩分の多い食べ物（加工食品）
基本的に人間がおいしいと思って食べるものは全て自然界のカメには塩分が多すぎる！
と思ってください。あなたがつまんでみて「薄味だな」と思ってもカメの味覚や必要塩分量からするともはや毒のレベルなのです。
きっと、おつまみのサキイカなんてカメは喜んで食べると思いますが、亀にとって塩分が多すぎるので与えるのは絶対にやめてくださいね。
また、肉食性でもあるので、「魚の刺身」をあげる人もおられますが、海の生き物である魚の刺身は身肉に塩分が含まれておりこれもカメにとって良くない。と言われています。私たち人間からすると醤油を付けない刺身は塩分を感じませんが亀には塩分が多い食べ物です。それと同様に魚肉ソーセージなども喜んで食べるのですが、亀にとっては非常に体に良くない食べ物ですので気を付けましょう。
- 刺身
- 魚肉ソーセージ（かまぼこ、はんぺんなど）
- 加工食品（ソーセージ、ハム、ベーコンなど）
- パン類
- 一般に塩分のあるもの
シラスをあげる人も多いですがシラスやちりめんじゃこは極端に塩分が高いですので要注意です。
２．乳製品
乳製品、チーズやヨーグルト、牛乳などはカメさんは消化できず、下手をすると死んでしまいます。よくネット上には喜んで食べるし糞をしてるので大丈夫、という記述が見受けられますが、あまり食べさせると手術になる事例もあるので与えない方が良いです。エサを吐き出すようになったり、何か異変を感じたときは獣医さんに診てもらいましょう。
アカミミガメにおすすめのエサ
１．カメ専用のエサ
基本的には市販のカメ専用のエサが無難かつパーフェクト食材です。
しかも一番コストもかからず、亀が病気になりにくいので安心です。
２．素干しエビ
カメのおやつ、などの名称で販売されている素干しエビです。
人間が食べるサクラエビに似ていますが、人間用の桜エビや干しエビは塩分が入っているものもあり、亀用を購入するのが無難です。
カメにとって素干しエビは抜群においしいようで、あまり食べさせると、通常のエサを食べなくなるので与え過ぎには要注意です。食後のデザートのような感覚であげるとよいでしょう。
３．野菜やくだもの
ほうれん草は人間でも食べ過ぎちゃいけないシュウ酸が豊富に含まれているので与えない方が良いですが、その他の小松菜やキャベツのような野菜やイチゴやバナナ、リンゴなどの果物は喜んで食べるエサです。
４．生餌
メダカやミミズ、赤虫、ミールワームのような生餌も喜んで食べます。ただ、水中の汚れの管理が大変ですし、エサ代も高いのでたまにあげるくらいで十分といえます。
なにより扱う人間の気分的に虫などの生餌は気持ち悪いので慣れない人もおられるでしょう。私的にも生餌をむしゃむしゃ食べる姿はウオーキングデッドに見えてきます。
エサをあげるときの注意点とは
アカミミガメは雑食性でなんでも食べますし、食欲旺盛で１日中エサを食べようとしますが、肥満にさせると寿命が短くなったり病気になりますし、好みのエサばかり与えると偏食で栄養のバランスがおかしくなり、これも体調を崩す原因です。
アカミミガメの成体は爬虫類の変温動物であることからエネルギーを抑えて暮らしているので炭水化物を必要としません。食事の量も人間のように１日３食必要ではありません。エサを与えて少しでも食べるペースが落ちたと思ったら満腹のサインですので与えるのをストップし、エサを与える間隔も１日おきくらいで大丈夫と知っておきましょう。
カメさんが寄ってきたときはお腹が空いてる相図なのでその時だけ少しあげれば十分です。だいたい１日カメのエサをカメの頭１個分食べたら１日は十分のようです。
