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鶴は千年亀は万年は本当なのか?亀の寿命の実際は

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ヨモギ 亀

亀 ヨモギ

こんにちは亀のヨモギです。

きょうは飼育ケースからなんとか飛び出そうとしてみました!

 

ジャンプしてるようにも見えますね。

でも絶妙な高さがあるので滑って飼育ケースから自力で出ることはできませんでした。

 

今回は日本に古くからあることわざ

 

「鶴は千年亀は万年」

 

あなたはこの言葉を聞いた時、なにか疑問に思いませんでしたか?

 

 

 

そう!

 

 

 

その言葉の通り、亀は1万年も生きるのか?

 

 

という疑問です。

そもそも1万年も生きたら誰が年齢を計測するのか?

なんて考えたりしないですか~

 

そこで、鶴は千年亀は万年の言葉と生き物の寿命について調べてみました。

 

 

鶴は千年亀は万年の意味

カメ ヨモギ

カメ ヨモギ

この言葉は古代中国で長寿や縁起を祝う言葉とされ、昔から鶴と亀は長生きの象徴だったそうです。仙人がカメに乗っていたり、竜宮城には亀が連れて行ったり、古代中国より信仰される四神、東西南北を守る守護神、東は青龍(せいりゅう)、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(すざく・すじゃく)、北は玄武(げんぶ)の四神。この玄武という神獣が亀の姿をしていて、古代から亀は神聖な生き物と扱われていたのが分かります。

 

鶴は千年の鶴は一般的に10年が寿命の鳥類の中で比較的長生きで、だいたい20年~30年が寿命と言われます。

 

そして古代中国の中でも神聖視されてきた亀の寿命は種類にもよりますがヨモギのようなアカミミガメで20年~30年、長生きすれば40年~50年とも言われ、大型のカメでは150年以上、世界最長寿のカメとして有名なギネス認定で188歳、インドには250歳のカメがいたとか・・・

 

ことわざ通り1万年生きることはないですが、当時ではおそらく、食事や環境、病気、争いなど様々な理由で人間の平均寿命は30歳程度だったのではないかな?

そんな中で人間の2倍以上生きた亀は長生きの象徴となったのではないか?と思われますよね。たぶん陸上の生き物の中で一番寿命が長いのがカメと思われます。

 

ヨモギの推定年齢は現在3~4歳です。

ですので、これから30年くらいは生きると思われますので

共に人生を楽しみたいと思ってます。

 

 

カメより長生きの生き物

 

先ほどカメが一番寿命が長い、と書きましたが調べてみると約2億年前の恐竜にルーツを持つといわれる「ムカシトカゲ」という生き物は、100年~200年生きると言われており、今でもペットとして飼ってる人もいるとか。こうなると家族代々で付き合う必要がありますね。

 

海洋生物のホッキョククジラは300歳まで生きるとかの記述も見かけるのですが、どれも推定○歳ということで記録として残ってるわけではなく、正確性に乏しそうなのですが、米国の大型貝類アイスランドガイは公認記録で220年だそうです。これもどうやって220年調べたのですかね?公認記録じゃなければこの大型の貝が500年生きた、とも言われてますが、この厳しい自然界で数百年生き残れるというのは不思議なものですね。陸上より海洋生物の方が長生きの傾向ですね。

 

番外編?

ただ調べていると「ベニクラゲ」という驚愕の生物がいて、なんとベニクラゲは死んでも若返って甦るので理論上不老不死、永遠に生き続ける、5億年生き続けているとも言われておりなんともにわかには信じらない生物です。こんなにすごい生物なんでもっと広く知られていないのでしょうね?寿命という概念を覆す生き物ですね。

 

アカミミガメの寿命は30年

そしてヨモギはアカミミガメ、一般的に20年~30年の寿命。うまく飼育すれば40年~50年生きると言われているので、アカミミガメを飼育するのは思い付きでするべきではなく、一生添い遂げる覚悟が必要になりますね。

 

 

なぜ亀は長生きなのか?

ではなぜ、亀はこんなにも長生きをするのか?

ということですが、それは亀の新陳代謝が遅いからだそうです。

 

新陳代謝と言えば女性のお肌などでよくきく言葉ですが、要は新陳代謝が遅いということは細胞の老化も遅いので、寿命も長いと言われています。

 

ということは我々人間の世界では「代謝を高めると健康に良い」というイメージがありますが、寿命は短くなるのかな?

 

と、どうしたものか?疑問に思いますが、変温動物である亀さんは、自分自身で日陰に行ったり、日光を浴びたり、代謝をコントロールするようです。

 

また亀は冬眠します。当然その間はエネルギーの消費を抑えますし、夏眠もします。動きもゆっくりで、エネルギーの消耗を抑えるので、細胞が老化せずに長生きするわけですね。ですが、ペットとして飼ってる場合には、飼い方によりますが、年中飼い主がかまうため、かめが冬眠せず活動し続けることもかんがえられます。その場合は当然亀の寿命も短くなるかもしれません。

 

ただ、ペットとして飼育している亀さんの場合は冬眠の考え方もとても重要で、この冬眠がうまくいかないと、その冬眠期間に亀が衰弱して死んでしまうこともあるのです。

つまり、冬眠させるからには亀を冬眠に備えたコンディションに導く必要があり、飼い主の環境によって変わってくるので、飼い主さん自体に冬眠の知識を持つ必要が出てきます。

極端な話が冬は氷が張るような池で飼育してる人と、室内で温度管理してる環境とでは冬眠に対する亀さん自身のコンディションも全然違うのです。

 

この飼育の方法や冬眠に対する考え方でもあなたが飼育する亀さんの寿命は大きく変わるでしょうし、冬眠夏眠をして寿命が長ければ幸せなのか、冬眠はしないけどずっと触れ合って楽しい時間を一緒に過ごすのか幸せなのか?それは飼い主のわがままなのか?

 

非常に難しい問題と言えますね。

 

 

わたしも色々勉強しながらヨモギと暮らしていくので、お気軽にコメントやアドバイスいただけるとうれしいです!